絶景!GWに世界一の棚田を見よう!~中国雲南省と棚田の魅力について~
こんにちは。
もうすぐGWですね!皆さんはどちらに旅行する予定でしょうか。実はまだ決まっていない、、、というそこのアナタ!ラッキーです!
今回は中国雲南省にあり、GWに見ることができる世界一の棚田について紹介します。
1.雲南省ってどこにあるの?
雲南省は中国南部に位置し、ベトナムと国境を接している省です。
僕が言ったときは上海経由で片道8時間くらいでした。日本からの直行便はおそらく無いので上海乗り継ぎが一般的なのだと思います。
2.何が世界一なのか?
雲南省の棚田が世界一といわれている理由はずばり、総面積12万ヘクタールともいわれるその広さです。雲南省にはハニ族という少数民族が住んでいます。彼らは高温多湿なこの地域で、1200年以上も前から代々山を切り開いて棚田を作り、定住生活を営んできました、その成果こそが、「世界一」と言われる程に広大な棚田なのです。(ちなみに雲南省では赤いお米が有名らしく、お土産屋なので購入することができます。検疫で100%没収されるので僕は持って帰りませんでしたが、、、笑)
加えて、この棚田は現在でもバリバリの現役選手としてハニ族の生活に密着しているため、棚田を見て回る際に、彼らの生活を垣間見ることができます。
中国の観光地といえば、政府が観光地化しすぎたせいでテーマパークしているような場所が割と多いのですが、この棚田に関しては全くそんなことはありません。彼らが伝統的なやり方で田を耕している風景や、彼らが村で生活している風景が当たり前のに存在するのです。
3.GWに行くのがオススメな理由
その① 時期がドンピシャ
皆さん、稲作の風景を思い浮かべてみてください。土を耕し、田んぼに水を張り、苗を植えますよね?そう、その田んぼに水を張る時期こそがGWの時期とドンピシャで重なるのです、僕が行った2017年GWも、例にもれず田んぼに水が張っている時期であったため、まさにベストシーズン、最高の景色を見ることができました。(先述したように高温多湿の地域なので、天候に恵まれるかどうかは運次第です。)
その② 死ぬほど遠い
ずばり、「死ぬほど遠い」です。雲南省に行くこと自体はそれほど大変ではないのですが、この棚田がある元陽県という場所は、雲南省の州都昆明からバスで8時間ほどさらに南に行った場所にあるのです。すなわち、
①日本から昆明に行く
②昆明から棚田に行く
③棚田から昆明に戻る
④昆明から日本に戻る
と、棚田を見るためには最低でも移動だけで4日近くかかってしまうのです
さらに、棚田のビュースポットは広い森のあちこちに点在するため、見て回るのに1日かかってしまいます。
そのため、この世界一の棚田を見るためには最低でも5日必要であり、日本でそんな長い休みを取っても職場の顰蹙を買わないのはGWかお盆、うまくいけばシルバーウィークくらいしかありません。
その意味でも、「GWに行くのがオススメ」なのです。
4.最後に
「棚田は行くのめっちゃ大変」と少し脅しをかけてしまいましたが、その大変さを乗り越えるには十分に価値がある程に美しく、圧巻です。
僕も最初は正直「こんなに時間かけてきたのに期待外れだったらどうしよう」と思っていたのですが、実際に景色を見ると、そのあまりの凄さに語彙力が3くらいになってしまい、終始「うわー」「すげー」しか発さないという困った状況に陥ってしまいました。
また、あまりに広大すぎてカメラの画角に収まり切れないので、この記事に挙げた写真では魅力を100パーセント伝えきれていません。
少しでも「気になる、、、」と思ったそこあなた、ぜひ雲南省で世界一の棚田を見てみてください!