キューバはホテルより民泊!~CASAの泊まり方といい宿を見つけるコツ~
こんにちは、ともです。
キューバでは、一般市民の家であるCASAに泊まるのが一般的です。
「まさかの民泊!?」と思う方も多いでしょう。
本記事ではCASAの泊まり方と、いいCASAを見つけるコツについて紹介します。
CASAとは
CASAはスペイン語で「家」の意味。キューバでは政府が一般市民にライセンスを付与しており、認可を受けた市民が自宅の一室を宿として貸し出しています。
キューバにもホテルがあることはあるのですが、比較的料金が高いため僕のようなバックパッカーは基本的にCASAに泊まることになるのです。
また、他国では安宿として一般的な「ゲストハウス」もこの国では表向き違法なんだとか。
どうやって泊まるの?
①Air B&Bなどの予約サイトで探す
これが一番無難でしょう。
特にAir B&Bであれば日本語にも対応していますし、ホストが使える言語まで見ることができます。
最悪言葉が通じなくても何とかなるのですが(笑)、意思の疎通はできるに越したことありませんよね。
また、他の旅行者のレビューも見ることができるので信頼性は抜群です。
②飛び込みで探す
とはいえ、Wi-FIi環境が十分でないキューバでは、次の街で泊まる宿を予約しながら旅していくというスタイルはかなり難しいです。
そこで原点に立ち返るこの方法。「飛び込みで宿探し」です。
他の国では若干難易度が高いですが、この国では簡単。バスターミナルには宿の客引きがたくさんいるので、彼らにつかまるだけです。
また、タクシーの運転手に聞いてもいくつか宿を紹介してくれるはずですし、バックパックを背負って街歩きしているだけでも声を「Hotel?」と声をかけられます。
直感でピンときた人にホイホイつかまりましょう。
③CASAのホストに紹介してもらう
カサに泊まっていると、必ずカサのお母さんに「次はどこの街に行くの?」と聞かれます。
そしてお母さんの知り合いを紹介してくれる場合があります。
「このカサいい雰囲気だな」
「この人だったら信頼してみてもいいな」
と思ったら、提案に乗っかっちゃいましょう。
次の街のカサでも、きっと素敵な時間を過ごせるはずです。
CASAの値段について
国がライセンスを付与していることもあってか、値段やサービス内容はどのカサでもほぼ同じです。
宿泊料金
一部屋に2つのベッドがあり、1泊15CUC~(1600円~)くらい。価格帯は20~25CUC(2200~2700円)が一番多い印象。
朝食
1食5CUC(550円)。内容はどこのCASAでも同じでした。
・パン
・卵(卵焼きかゆで卵)
・パイナップル、パパイヤ等のフルーツ
・フルーツジュース
・コーヒー
南国だけあってフルーツも美味しいのでぜひ食べることをオススメします。
夕食
1食7CUC(770円)くらい。量は比較的がっつり。外食すると意外と高くつくうえにあたりはずれが大きいので、たまにはCASAで晩御飯を食べてみるのもいいと思います。
いいCASAを見つけるコツ
・水回り
何と言っても一番重要。
僕が泊まったあるCASAでは、頻繁に断水するので海から帰ってきてシャワーを浴びれずに晩御飯に行く、なんてこともあったのでしっかりチェックしましょう。笑
・部屋がきれい
ライセンスを付与されているだけあって、部屋がべらぼうに汚いなんてことは基本無いと思います。
ただ、僕の経験上客引きについていったら床や棚にうっすらホコリが積もっていた、ということがありました。
当然引き止める宿の人を振り切って出ていきましたが、、、笑
部屋が綺麗=CASAをしっかり運営している、という証明の1つでもあるので、重要なチェック項目です。
・家族がいい人たち
これは直感ですが、「あ、この人たちなら信用してもいいな」と感じるかどうかは重要です。
宿の家族ががいい人達たちなら、多少のトラブルや不便があっても全然許せます。
そして、その出会いは一生忘れられない旅の思い出になるでしょう。
さいごに
「一般市民の家に泊まる」という経験は他国ではなかなかできない経験です。
キューバに行った際は是非CASAに泊まり、あなたにしかできない一期一会の出合いを楽しんでみてください。